Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

信じる自分ではなく背負ってくださるイエス様

 クリスチャンは、困難や試練の中でも心を強くして神様を見上げていれば救われると考える傾向があります。自分が救われているかどうか、自分の心の状態で判断しようとするのです。自分の心は最も意識しやすいからです。
 しかし、まだ神様を知らず、意識もなかった時から、いえ、この世に存在するようになる前から、私たちを担い、背負ってくださった方がおられると聖書は語ります。祈りを知らない時から私たちを背負ってくださっていた方がおられるのだと。
 様々な苦しみの中で神様を見上げることができない時もあります。しかし、祈りを知らなかった時から私たちを背負ってくださった方が、今、心弱り、 祈りの言葉が出てこない私たちを見捨てることがあるでしようか。
 私たちを救うのは、強く信じる私たちの心ではありません。心が弱る時、なお私たちを握りしめ、背負って歩いてくださるイエス様、この方が私たちを救うのです。

 

(366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億)