人は、何ができるか、何をしたか、何を知っているかによって、自分自身を評価しようとし、また他の人を心の中で蔑んだりします。 家柄や経済力、 社会的地位などによって高慢になる人がいる一方、 そのことで自己卑下に陥る人もいます。
しかし、聖書は言います。それらは神様の前では何の意味もないと。
牧師や伝道者と言われる人たちであっても、今日、神様に向かって初めて「天のお父様!」と震える思いで呼びかける人も、多くの神学書を書いた学者であっても、難しいことは何も分からず、ただ、「イエス様!」 と言って祈るだけの人も、多くの献金を捧げる人も、苦しい生活の中から絞り出すように献金する人も、年齢、性別、肌の色も、何の違いもない!神の前では同じである!
十字架のイエス・キリストは、ご自分を見上げる全ての者たちに、等しくその血を注いでくださるからです。
私たちは、十字架のイエス・キリストを見上げよう。「あなたの血を注いでください 」と祈ろう。全てはここに始まり、ここに完成する。
(366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億)