聖書が私たちに教える祝福とは、何かおとぎ話のように私たちが思い描く幸せが与えられるというようなものではありません。聖書は、私たちの人生に罪があり、 失敗があり、嘆き悲しみがあり、 そして別れや絶望さえあることをそのまま描き出します。
太陽は昇っては沈みます。夜を照らすはずの月もかげり、光のない夜を私たちは経験します。
しかし、そのような中で私たちのところにやって来て、暗闇に泣く私たちを見つけ、 共に歩いてくださるキリストがいらっしやることが私たちにとっての祝福なのです。
たとい周囲が暗闇でも、 私たちを照らすキリストが私たちを訪れてくださる。足もとを照らす光、今日の一歩を導く光です。 しかし、 それが太陽の光のように、 この心の暗闇に満ちてくる。
私たちの一涙を拭ってくださる方がいるのです。
(366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億)