Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

「誓うな」の意味は思っていたのと違うな!

しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。(マタイ5:34)

 

キリストは「決して誓うな」と教えておられますが、「誓い」 と 「契約(あるいは誓約)」 を混同すると、 この教えの意味が分からなくなります。
「契約」 は違反した場合、何らかの報い (罰)が与えられることが規定されているものです。 一方、単なる 「誓い」 は、 それが何にかけて誓ったものであれ、不真実な言葉の世界の出来事です。 なぜなら、誓いは、果たされなくても自分に損害が及ばないということを前提としているからです。
「決して誓うな」とは、不真実な言葉の世界から、真実の言葉の世界に移し替えられよという教えなのです。

神の真実、神の子キリストの真実の言葉に触れられるとき、私たちの中に死んでいた真実が甦り、それに応える。 そのような真実の世界がある。 これに私たちを生かすために、 キリストは十字架にかかり、甦られたのです。
私たちは、右往左往するでしよう。行ったり来たりするでしょう。倒れることもあるでしょう。しかし、真実をもって触れてくださる神は、私たちを信じ抜き、この真実の言葉の世界に生きる者へと造り変え、導き続けてくださるのです。

 

(366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億 )