Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

自分の神体験は他人のため

 時が満ちて神を体験すると、私たちは、神と共にいたい、体験した神を他の人たちにも宣べ伝えたいという願いを生涯にわたって持つようになります。
 イエスの死後何年もしてから、ベトロはタボル山での体験を自分の証しの原点として語っています。
「わたしたちの主イエス・キリストの力に満ちた来臨を知らせるのに、わたしたちは巧みな作り話を用いたわけではありません。わたしたちは、キリストの威光を目撃したのです。 ……わたしたちは、聖なる山にイエスといたとき、天から響いてきたこの声を聞いたのです」 (2ペトロ1:16-18)。私たちの人生の中で最も心の通い合った瞬間に神を見るということは、他の人々のために神を見ることです。

 

(今日のパン、明日の糧 ヘンリ・ナウエン)