Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

無数の松葉杖か一つの土台か!

 価値観が揺れ動き、「真理」を相対化する現代にあって、この世はすべてのキリスト者に対して「神以外の何か別の助けを受け入れよ」という圧力をかけてきます。私たちが忘れてならないのは、旧約聖書の神は依然として私たちの生ける神だということです。イエス・キリストは父なる神の御性質の完全な現れであり、その神がイスラエルの民に求められたのと同じ要求が私たちにも向けられています。すなわち主は私たちに「あなたがたを取り囲み、自分たちと同じような姿に押し流そうとする世の文化とは、明確な線を引いて生きてほしい」と強く求めておられます。この社会は寄りかかっても大丈夫そうに見える無数の松葉杖を提供してくるでしょう。しかし私たちが神ご自身に安全を求めるのではなく、世の松葉杖に寄りかかろうとするなら、最終的にその杖は無惨に折れて、滅びは必至であることを忘れてはなりません。

 

In our day of swaying values and relative “truths,” when the world pressures all Christians to accept some other help besides God, we need to remember that the God of the Old Testament is still our God. Jesus Christ reflects his Father’s nature and puts the same demands on us that he placed on the Israelites; he insists that we be a striking contrast to the culture around us, which would have us be conformed to its own image. Society will offer a thousand crutches on which to lean, but each one will fail and will ultimately be destructive if we turn to it for security rather than to God himself.

 

(エマオの道で デニス・キンロー/This Day With The Master, Dennis Kinlaw)