Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

手のひらに刻まれた私

母親が乳飲み子を胸に抱いて見つめ合っている姿、 そこには他の者には決して入り込むことができない一体としての関係があります。 また、母親が胎の子を慈しみ、話しかけるのを聞く時、 そこに二つでありながら一つのいのちがあることを私たちは見ます。
 主は、語っておられるのです。「わたしとあなたは、二つでありながら一つである」 と。「わたしは、あなたをこの手のひらに刻んだ。 あなたは私の体の一部だ」 と。
十字架に打ち抜かれたイエス・キリストの手。 そこには永遠に消えない傷か残りました。 キリストは、十字架によって私たちをその手のひらに刻んでくださった。永遠にキリストの一部とされたのだと。

(366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億)