Balten Seijin の今日のひとこと

いくつかの霊想書の中からその日のお気に入りを載せます

愛は気持ちではない

 私たちは、愛はあたかも気持ちの問題であるかのように話しがちです。しかし、愛する前に愛の気持ちが起こるのを待っているなら、真に愛することは学べないでしょう。愛も気持ちは美しいもの、いのちを与えるものですが、愛はそのような気持ちに根ざしたものではありません。私たちは神によって無限に愛されおり、その愛をこの世界で目に見えるこのとするように召されています。そしてこの霊的な知識に基づいて、考え、語り、行動すること、それが愛することです。

 私たちはたいてい、愛のこもった行いとはどういうものか知っています。愛を「行う」時、たとえ人が愛をもって応えてくれなくても、私たちの気持ちはその行いについてくるものだということが分かるでしょう。

(今日のパン、明日の糧 ヘンリ・ナウエン)