キリスト教では、心の戸を開いてキリストを迎え入れるようにと勧められることが多いです。（中略）しかし、自分の心の鍵を失ってしまうということがあります。（中略）自分の心の鍵がどこにあるのか分からなくなってしまうのです。心の戸を開けたくても、どうしたら開くのかが分からない。
また、心を開くことによって、また傷つくのではないか、また悲しい思いをするのではないかと思うと、自分で自分の心をどうすることもできません。
そんな私たちの心に優しく触れてくださる方がいます。それが復活なさってイエス・キリストです。私たちが失ってしまった心の鍵をこの方は持っていらっしゃる。私たちが失ってしまった心の中にこのお方は入ってきてくださる。
誰にも開けることがなきなかった私たちの心がこの方の愛の中でとかされていく。その時、私たちはこのお方が確かに甦り、今も生きておられることを知るのです。
（366日元気が出る聖書のことば 岩本遠億）
